■ ガリレオ >> ゲーム紹介 ■

「ガリレオ」の私的レビューv

▼ ゲーム紹介 ▼

ジャンル:
発売元:
開発元:
価格:
機種:
発売日:
CERO:
プレイ環境:

個人的評価:
アドベンチャーゲーム
(株)D3PUBLISHER
(株)トムキャットシステム
3,990円
Nintendo DS
2008年10月23日
B(12歳以上対象)
1人用/セーブ3つ

★★★★☆
■ストーリー
貝塚北署の新人刑事・内海薫は、ミステリーハンターとの異名を持つ先輩刑事・草薙俊平に、自分の功績は同期の友人の協力があったからだと教えてもらう。その友人の名は、湯川学。
仲間内で”変人ガリレオ”と呼ばれている彼に彼女も捜査協力をお願いするが…。

■どんなゲーム?
大人気TVドラマのアドベンチャーゲーム化。プレイヤーは刑事・内海薫となり、天才物理学者の湯川学と共に、聞き込みや証拠探しを行ったり、実験の手伝いをして仮説を立証したり、推理したりと、奇怪な難事件の真相へと迫っていく。画像は実写ではなくアニメ調。全5話収録。
▼ レビュー ▼
※このレビューはクリア前後に書いたトピックス(08/11/14等)を流用・改定しています。

---

普段めったに版権物のゲームは買わない管理人ですが、
ガリレオは珍しく夢中になって見たドラマだったし、(こういうミステリー物は好き)
開発が、シンプルAVGで確実に実績を積んでるトムキャットという事もあって、
彼らなら原作知らなくても、”ゲームとして面白い”を作ってくれるに違いない!
と、予感ギュンギュンで特攻に走った1本。

結果は、大正解。

ドラマのゲーム化としては、ドラマを先に見てるとネタバレ、実写じゃない、
全話入ってない、書下ろしも無い等、お約束のツッコミ所はあるにはあるのですが、
原作物だけど、ちゃんと作り手側の個性も出てる面白いゲームに仕上がってました。

ちゃんとガリレオなんだけど、ちゃんとトムキャット。
この混ざり具合というか、溶け込み具合が絶妙で、妙な安心感というか、
両方大好きな私としては、始終ニヤニヤしっぱなし。

オリジナルの話はなかったけど、ゲームは基本内海刑事視点で進む為、
シナリオにも細かいアレンジがあったり、ゲーム化されてない話のやりとりを、
うまーく取り入れてたりするので、ドラマを見ててトリック全部知ってても、
結構、新鮮な気持ちで遊べました。やっぱり2人のやり取りは面白い!

アレンジの中では特に、最終回のあのアレンジにビックリ!
湯川と内海刑事をまるっと入れ替えだなんて、なんという大胆な発想。巧いわー。

やってみたいミニゲーム(レーザー実験とか、最終回のアレとか)もあったし、
絵のレベルも高かったので、(音声はチープだったけど)、個人的には大満足です。

もし全話入ってたら★5でも良かったけど、ないので残念ながら★4で。

ドラマ至上主義で、シナリオひとつも弄るな!って人には合わないかもだけど、
それ以外で、アドベンチャーゲームが好きならオススメ出来ると思います。
特に、シンプルのAVG(トムキャット)好きなら、遊ばないのは損ですよー。

いやしかし、この絵の湯川学。激しく好みだわ。
どうしよう。
はっはっはって顔とか。じとーっと三白眼になった顔とか。
興味を持った時のビックリ目とか、すごい好き。いや全部好きかも。
海内刑事の背後にいきなり現れて、じと目で指示するシーンとかもうv

すっごい細かい事いうとね、
メガネを外した時によく見える、目と鼻の間の1本の線がたまらんのです!!!
(分からん人は公式のスクリーンショットの左から2枚目を見ると分かるのでぜひ)

この線があるとないとじゃ雲泥の差。
ないと、ただ若い美青年なのに、あるだけで30代後半の妙齢さ加減が爆発!

おっさんキャラ好きな私は、この線だけでごはん3杯。
素晴らしい。実に素晴らしい。この線を1本いれた絵師さんに乾杯!!(08/12/28)





BACK