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「THE鑑識官(PS2)」の私的レビューv

▼ ゲーム紹介 ▼

ジャンル:
発売元:
開発元:
価格:
機種:
発売日:

個人的評価:
アドベンチャーゲーム
(株)D3PUBLISHER
(株)トムキャットシステム
2,000円
プレイステーション2
2005年2月17日

★★★★☆
■ストーリー
江戸時代から続く今警察一族江波家。新人鑑識官・江波識子は、その本家を継ぐことになったが、怪しい十手と猫も引き継ぐことに…。新米鑑識官の前に立ちはだかる難事件や怪事件。
識子は全ての事件を解決できるのか?(取り扱い説明書より抜粋)

■どんなゲーム?
鑑識官になって事件を解決していくアドベンチャーゲームです。
事件現場に直接出向いて、現場に散らばっている証拠品を探し出して持ち帰り、専門家の鑑定や意見を参考にしながら、たったひとつの真実のロジックを導き出していきます。
▼ レビュー ▼
実は、このゲームをプレイしたのは発売日から2年後でした。
プレイして思いましたよ。なんでもっと早くやっておかなかったんだろう! と。
(でもその代わり、一気にシリーズ3本遊ぶという事ができた訳ですが)

シンプルシリーズのAVGって、結構出来が…なものも多かったんですけど、
これはかなり面白かったです!

なんとなく先が読めちゃう感もあるけど、あくまでもジャンルはミステリーじゃなくてサスペンスなので、そこら辺はご愛嬌。しかも、ドタバタという所がミソ。いやー、いいよ。ドタバタサスペンス。
だって設定も、主人公だけの秘密として幽霊と猫又がご登場というぶっ飛びよう。(笑)
リアル志向の方には不評かもだけど、リアル一辺倒より、こういう変な設定が付いてる方が私は好みです。(逆裁でいう所の姿すら変わる霊媒とかねv あるまじき!)

システムの基本的な流れは推理物でよくある、「移動→証拠探し→推理」の繰り返し。

だけど、このゲームの最大の特徴は、主人公が探偵でも刑事でもなく「鑑識官」って所。
だって、実際に現場に出向いて、プレイヤー自らが微細な物まで証拠品としてを集めるんですよ。写真を撮ったり、指紋を取ったり、足跡取ったり、怪しいものを押収したり。

しかし、主人公はあくまでも鑑識官。
よって成分分析などの専門的な部分は専門家に鑑定依頼をする訳ですが、その辺のやり取りが一緒に事件を解決してるって感じで、チームっぽくて好きです。
持ち帰った時点では何を意味するか分からない物が、分析されて成分が分かると、実はすごい物証だと判明して、事件に違う側面が現れたり、絡んだ糸が解けたり…。
鑑定があったからこそ出来る推理が、仲間の努力を無駄にしないぞ的でいいですねv

つまりこのゲームは、
・現場の不審な所を調べて証拠品を見つけ出す、宝探しや間違い探し的面白さ。
・この証拠品はどの専門家に見せるべきか?を考える、パズル的楽しさ。
・集まった物証から事件の道筋を考察する、ロジック推理的楽しさ。
の3本の柱でバランスよく出来てると思います。

各シナリオも、筆跡、車、昆虫と、それぞれのテーマに従って各専門家が多めに活躍する構成も良かった。専門家に分析してもらう時も、ちゃんと専門的な知識を簡単に説明してくれるので、置いてきぼり感もないし。キャラも皆いい味出してるので、掛け合いも楽しいし。
(個人的には、所長が大のお気に入りv 次が植木。「は〜い」がヤバイ!)

謎解きの難易度も、しっかり文章を読んでれば分かる難しすぎず簡単過ぎずの良いバランスで、選択肢で何回か間違えるとゲームオーバーになるので緊張感もあっていい感じ。
(最後の暗号だけはネットで検索しちゃいましたが、理不尽じゃないです)

と、ここまでベタ誉めしてますが、欠点が無いわけではありません。

1つは、証拠品を見つける際、全て見つけたかいちいち画面を抜けないと分からない不親切さ。(これはDSで改善されてます) あと、面白い話とつまらない話の差が激しい事。
特に序盤3話目くらいまでは、キビシイですね。4話目くらいから面白いんですが、3話くらいで止めちゃう人とかいそうで勿体無い。あと、「もうちょっと盛り上がってもいいのに」と、ツッコんだ話もあったりします。まあ、贅沢かもしれませんが。あ、あと誤字があります。(苦笑)

絵柄の好みはありますが、パッケージの見てOKの方なら大丈夫かと。

クリアまでの時間は7〜10時間。満足度を考えればこの値段は安いと思います。
声があるのは個人的に良かったです。声があるとやっぱりキャラが引き立ちますから。
(DSは声がないので、先にこちらをやっておくとキャラが立っていいかもしれません)

気軽に推理物が楽しみたい方はシリーズごとぜひ。(07/09/07)





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