<第2話:逆転連鎖の街角 法廷パート(1日目)>
■ 前編 『名前と職業を聞かれた時』
河津 京作(かわずきょうさく)
と申します。
”職業”とは本来、社会に労働力を
提供して”利益”を手にするという
いわば”生存”を目的とした、活動
を指すのですが、そういうイミでは
ワタクシはある種、”無職”と呼ぶ
べき状況の下に置かれている事実を
認めるのにやぶさかではないつもり
ですが、その一方で”職業”という
言葉には通例として<<現在の身分>>
というイミが、そこに付与され得る
という事実もまた、住々にして存在
するワケなのですが、つまりこれは
日本語の持つ構造的な<<アイマイ>>
がもたらす問題であり、ひいては
世界における<<日本>>の閉鎖的な
イメージと文化論にも与えるもので
■ 前編 『裁判長に証言するよう言われた時』
<<見たこと>>‥‥と、あなたは
カンタンにおっしゃるが、そもそも
ヒトの眼球というものは2ケ、存在
するものであり、おのおのそれぞれ
受けとめた情報を分析・分類された
のちに、脳内で映
■ 前編 『「買物帰りに公園を」をゆさぶられた時』
これは、これは‥‥
ワタクシとしたことが、
”コトバ足らず”でしたね。
スーパーからの帰宅の際、公園を
通ることによって節約される時間。
‥‥その時間で、ワタクシは
入試問題を2問、解くことが可能。
ワタクシは平均、1問解くのに
3分24秒かかることから‥‥
論理上、約6分48秒、節約できる
という仮説を立ててよいでしょう。
しかし、これがワタクシの
ニガテな英語の問題であった場合は
■ 前編 『「正面から」のムジュンを指摘された時』
ははあ‥‥そこをついてきますか。
やはり。
‥‥よろしいでしょう。
カンタンにご説明申し上げます。
たしかに、この世界にはゲンミツな
”真正面”は存在しないでしょう。
たとえば正確な”1メートル”の
定義をご存知でしょうか。いわく
”クリプトン原子の発する光の波長
の1,650,763,73倍”
さて、そもそもクリプトン原子とは
視床下部の希少原子であるという
ジジツはよく知られているのですが、
実はこれには意外な落とし穴が存在
■ 前編 『みぬきに「カワイソウなヒト」と言われた時』
な。なんだシツレイなッ!
たしかにワタクシは、血で書いた
ラブレターを黒板に張り出されたと
いう苦いケイケンがあり、そういう
イミでは、”カワイソウなヒト”と
呼ばれるのはムリもないと言える。
しかし、その一方で
■ 後編 『多発するパンツ盗難事件を指摘された時』
申しワケないとは思っていた。
‥‥でも!
のき先に揺れている、パンツを目に
するたび思うのです。もしかしたら
今度こそ、そのシカケがわかるかも
しれない‥‥あの晩もそうでした。
彼女に街中を追い回されながら、
<<今度こそ、我、真実をこの手に>>
ワタクシは歓喜のナミダにむせび、
ヨロコビに打ち震えていたのです!
それなのにッ! またしても真実は
我が指の間からスルリとスリ抜けて
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