四勇者の陵墓
<< 第一章 モールモースの騎兵隊篇(18) >>
★陵墓の入り口まで到達した。
どうやらここまでは魔物も来ていないみたい。とっても静かだ。
所が入り口はしっかり閉ざされていて、中に入れない。
意味ありげに置いてある台座を調べると、古代文字でこう書かれていた。
『世界を救いし、七人の四人、シロン、ミディア、パリアモン、
クルクリムをここに葬る。…』
すごいや、勇者の名前なんてだれも知らなかったぞ!
とバルはみんなに自慢できると大喜び。
そして、台座の下にある穴の大きさを見て、
「ゲンコツくらい、いや、魔法の石くらいか?」と、これもバル。
実は大当たり。4つあるうちの1つを入れたら門が開きました。
そして中に入る騎兵隊たち。そこで見たものは…。
情報屋がいる!!
な、なんでここに情報屋がいるんだ??
1,000年近くも開く事のなかった石の扉の向こうになんでいるんだ??
もしかして、何処からか潜り込んだのか、
それとも1,000年前からいるのか…。(何歳だ、おい!)
あまりの衝撃映像に、しばし大笑い。
ホントはキレイでおごそかな雰囲気の素敵な場所なのに〜。
★★★★★
★…気を取りなおして、どこかに魔法の石がないか探索。
奥の祭壇にある小さな箱を開けてみると、中にはまた古代文字。
どうやら魔法の石は4つの属性の番人を倒さないと手に入らないらしい。
属性というのは、四大元素の特性を強く受け継いでいる事。
魔物も人もあるらしくて、その属性同士で影響しあったりする。
要はその魔物に強い属性の人は倍の攻撃力が出るし、ダメージは半分。
逆に弱い属性の人は半分しか攻撃できないうえに、ダメージが倍になる。
だから、その倒す番人の属性に強いメンバーで戦わないとダメみたい。
こりゃ、編成しがいがあるなー。
とにかく、番人4体倒して、5つ目の魔法の石をゲットだ。
第24戦 VS妖魔赤のビヴォイ
赤だけあって、火の属性の魔物。有効なのは水、危ないのは風。
だから情報屋で片っ端から水の属性の仲間を集めて、風を退かす。
水の属性は5人。結構多い。
しかも列回復出来るのが3人もいる。これは楽かも。
端に縦で巫女(水)、フィル(水)、セレス(無)と配置。
これでローテーション毎の全回復できるし、防御補助で無傷だ。
1列目にサムライ(水)を立たせて、後に魔術師(水)で補助。
2列目は前にいない所にアーチャー(水)を立たせて、後に剣闘士(無)で補助。
(剣闘士はHP高いから、攻撃させても持つしね。)
こんな感じで戦闘開始。毎回ローテーションで快勝。
攻撃力が14でも、強い属性なら7で済むから、ほとんど無傷状態だ。
第25戦 VS妖魔青のビヴォイ
青って言う事は水の属性の魔物。有効なのは土。危ないのは火。
でも土の属性の仲間は3人しかいないや。意外と少ない。
でも祈祷師が土なので、石化攻撃が使えそう。
前と同じように端に魔術師(水)、フィル(水)、セレス(無)と配置。
巫女より列回復値が高いので、今回は魔術師にしてみる。
1列目に祈祷師(土)と、剣闘士(土)で石化攻撃ねらい、
2列目は前にいない所にヴァルキリー(土)を立たせて、
後に剣闘士(無)で攻撃補助。…こんな感じでどうだ!!
石化攻撃使っても、毎回ローテーションしてみる。
赤のビヴォイは2ターンだったけど、今回4ターンで倒す。
やっぱり、土属性が3人なのがちょっと少ないなー。
第26戦 VS妖魔緑のビヴォイ
緑と言っても草じゃなく、風の属性の魔物。有効なのは火、危ないのは土。
火の属性の仲間は4人。この中に今まであんまり配置してない
バルが入っているので、ちょっと嬉しい。やっと使える。
端の縦1列は青のビヴォイと同じでOK。あとの4人が全員火だ。
1列目にニンジャ(火)と、幻術師(火)を立たせて、
2列目は前にいない所にアーチャー(火)、幻術師の後にバル(火)を配置。
(3列目はまたセレス1人になってしまった。)
今回も全ローテーション。4ターンで倒す。
いちいち情報屋で入れ替えるのがめんどいけど、
強い属性だと、こんなに楽勝になるのが面白い。あと1匹だ。
第27戦 VS妖魔黄のビヴォイ
黄は砂の色だろうか土の属性。有効なのが風、危ないのが水。
風の仲間は4人。まあまあの数。
だけど、今まで縦に配置していた列回復者が水属性なので、
1から配置し直さなきゃいけないなー。と、ここでちょっと悩む。
こうなったら回復は止めて、風属性以外の人に防御補助を置こう。
1列目はサムライ(風)、戦士(風)、バル(火)と配置。
2列目にサムライの後に剣闘士(無)、前にいない所にヴァルキリー(風)、
バルの後に魔女(風)を置いて防御補助を強める。
3列目は剣闘士(無)の後ろにセレスで防御補助。
…ふう。こんな感じでどうだろ。
列回復がいないので、ちょっとドキドキしながら戦ったけど、
防御補助が効いたのか、意外と簡単に勝てた。やった〜。
★★★★★
★4体の番人を倒したので、魔法の石を探す。
やっぱり怪しいのは奥の祭壇。もう1つ別のふたが開けられそう。
開けてみると、そこには魔法の石と古文書が入っていた。
フィルが持っている石で確認する。反応して光り輝くから本物だ。
やった、これで5つ目の石をゲットしたぞ。
一緒に入っていた古文書にはこう書いてあった。
「千年前の戦いで、七人のうち四人が亡くなって、
それを残された三人がここに葬った。
残った三人のうち、アルファスはアルメセラの国を興し、
シミュエラはカルデロンの教会を興し、
キュリクは何処かに姿を消した…。」
これ以上の所はフィルには難しすぎて読めなかったけど、
知らず知らずにうちに伝説の上で暮らしてたんだと感慨深い3人。
それにしても、王様の先祖が勇者の1人なら、何か知っているかも。
そう思ったセレス達は、都に戻って早速調べる事にした。
キシュの神殿に戻り挨拶をし、クガイの里にも挨拶をして、
都に戻る騎兵隊。(巫女やサムライはそのまま来てくれる事に♪)
あー、これでカムジには会えないのかと思うとちょっと淋しい。(泣)
王様は何か知っているかな〜。
それより王様ってどんな姿だろう?? かなり楽しみ♪
次回は「騎士団本部へ」の巻。
★とうとうお城の奥へ入れるぞ。ここまで成長したんだね〜♪
<総プレイ時間:20時間>
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