オープニング
「7-セブン-」ってゲームのジャンルを見ると、”世代交代RPG”とある。 ?? 世代交代?? 「俺の屍をこえてゆけ」みたいに、 どんどん子供が生まれて、先代が死んでいくゲームなのかな〜? ちょっと、調べてみるとこのゲーム、二部構成になっているみたいだ。
第一章は「モールモース篇」、第二章が「アルメセラ篇」って言って、 「モールモース」の方がストーリー重視のRPGで、「アルメセラ」の方は、 世代交代を繰り返しつつ、1000年の間、王国を守るっていう、 どっちかって言えば、リアルタイムSLGに近い形を取っているみたい。
なるほどね〜。って1000年?? やり応えありそう…。 そんなことを思いつつ、早速スイッチON。
★★★★★
<< 第一章 モールモースの騎兵隊篇(1) >>
それは、とてもとても古いお話。
多分、今でも続いてる、
長い、長い物語。
そんな心地良い女性の声で始まるオープニング。 茶色を基調とした、暖かで懐かしいような無機質のCGじゃない 何とも言えない映像を見ているうちに、もうすでにこの世界に魅了されてる私。 最初に流れる”パッパパ、パ〜ラ”って始まる音楽がまたいいんだ♪
そして、タイトル画面。
それを見た途端、「やられた〜。」と心から思った。 なんかね、古いの。古い映画みたいなの。 縦に線がサーって入ってて、ブツブツとノイズが入ってる。 シネマっていうか、キネマ風の画面がまた雰囲気出てて最高ね、これ。
しばらくタイトル画面を、ほえ〜って見ているとまたムービーが始まるので、 そのまま、3回ぐらい続けて見てしまった私。でもさすがに4回目にはスタート。 (こんな人、私以外に何人いるかな〜? 以外といそうだよね。)
名前の入力画面になって、ものすごく悩む。 名前、苗字のフルネームを入れるんだけど、元の名前が入ってない。 ホントに1から考えないといけないみたい…。(汗) な、悩む。 名前付けるの苦手なんだよ〜。(汗)
だって、この世界観にあった名前を付けたいじゃない。 まさか、アネって付ける訳にいかないし…。 そこら中の本とか引っくり返したりして、悩む事20分…。(←長いよ。) やっとこさ、名前を付ける事に成功しました。
主人公の名前は、セレス・マクレイン。
どうしてこうなったか良く分からないけど、なんとか決まりました〜。 (ここまでに何分かかってるんだろ…。・汗)
★始まってビックリしたのがゲームの始まり方。ストーリーの朗読の最初に、
セブン モールモースの騎兵隊
著作製作 株式会社ナムコ
朗読 野宮真貴 と、こうくるんだもん。
…こんな風に始まったゲームってあった?? いや、ないよ。あったかも知れないけど、私は始めてだよ。 なんつーか、さすがナムコっていうか…。ナムコの自信が表されてるね。
んで、この最初の朗読(ムービー)部分がすごく良くて…、 絵本のような映像といい、朗読といい、控えめに流れるピアノ曲といい…。 なんか、このまま最後までいってくれてもいいよって感じで、 (それじゃ、ゲームじゃないって。) 最高の世界が待っていそうな予感。
★★★★★
★事の始まりはアルメセラ王国の端にある小さな小さな村、 モールモース村に都の騎士団が訓練に訪れた事。 その中に見習いの少年が1人…。 彼の歩みが物語を紡いでいくみたい。彼がセレス君なのね。
雨の中、セレス君を含む数人の見習い騎士が天幕の設営をしている。 どけど、降りしきる雨が邪魔なのかなかなか設営が進まない様子。 そんな彼らを団長のダルガールが怒鳴り散らしている。(イヤな奴。)
そこに、村をかけ抜けて1人の太った少年がやってきた。 「村の近くの森で不気味な鳴き声を聞いた奴がいるんだ。来ておくれよ。」 そんな風に頼んでも、団長は「風音を聞き間違えただけだ」とか、 「仮に魔物でも騎士団に関わりはない」だの、ヒドイ言い様。
無礼な奴だ、とか突き飛ばすし。 それでもしつこく頼む少年に飽きれた団長は、やっかい事を押しつけるように、 1人の見習い少年を呼ぶ事に。(セレス君の出番です。) セレスに村の少年の話を聞くように命令して中に引っ込む団長。(ヤな奴。)
残されたセレスを見て、少年の第1声がこれ。 「見習いさんなのかい。なんか、頼りないなあ。」 おいおい、それはないだろう。でもこの主人公、チビで痩せてるし仕方ないか。 そんな事を思いつつ、名前を聞かれたので答える。
あ、このゲームって主人公がしゃべらないタイプのやつなんだ。
しゃべる身振りはするんだけど、文字として出ない。 こんな風に話してるんだろーなと、想像するやつね。なるほど。
村の少年の名前はバルディバル・ボアル。村1番の戦士らしい。 森で妙な鳴き声を聞いた人がいて、おかしな魔物だったら大変だし、 ひとつ様子を見に行きたいとお願いされる。こうなったら行くしかない。 団長に断ってくると言うと、村の方で待ってると唄を歌いつつ行ってしまった。
ブツブツ言いながらも、許してくれた団長。 テントの中の騎士仲間に話した後、早速村に行ってみる。
改めて思うけど、テント前といい、村といい、すごくいいんだよね〜。 手前の草は揺れてるし、木にいるトカゲも動いてるし。珍しくはないけど、 この細かい演出が村の雰囲気を高めてるよね。どんな雰囲気かというと、 う〜ん、1番近いので、「FF9」の最初の街に似てるかな〜。 屋根の曲具合とか。
いや、マジに住みたい。
でもこのゲームって、買い物とかないんだね。 アイテムや武器の売ってるお店とかないんだもん。 あれ?この村だけかな?? 村人と話すと、騎士団に不満を持つ人ばっかり。う〜ん、やっぱり。
それでは村でバルと落ち合って、早速森に行く事にする。 あれだけ降っていた雨があがり、村の門をくぐろうとした時、 怖いぐらい大きな月と、ギャーっと声をあげて飛ぶ鳥の群れのシルエット。 それを合図に始まるBGMといい、雰囲気ばっちり。大好きなシーン♪
空を覆い尽くすような大きな月って描写に弱いんだよね〜。
★森を歩きながら、バルが話かけてくる。
「今だから言うけど、村の連中を誘ったら誰も来ようとしなかったんだ。 別に村が襲われた訳でもないからって。騎士団と同じ事いうんだ。 あきれたもんさ。」
その後、こう続けるバル。
「おいら、この森が大好きさ。ほら、色んな草木の匂いがするだろう?」 「ここに魔物が出るなんて、おいら許せないだよ。」
私このセリフでバルが大好きになった。
最初の方、ちょっと強引だし、1人でベラベラしゃべるし、 あんまりいい印象持ってなかったんだけど、(頼りないとかいいうしね。) なんかいいよ、バル。草木の匂いとか、ホントに森が好きなんだね♪
そう言えば、セリフが出てくる時の紙にペンで書いたような
サラサラいう音が心地良いな。これもこの世界の雰囲気出してる♪
先に進むと突然、大きな恐ろしい鳴き声がしたので、先を急ぐ。 ここからがムービーだ。オープニングのとはちょっと違う手描き風。 なんていうのか、NHK教育のおはなしのくに風?っていうのかな? しかもBGMがピアノとヴァイオリン。これがまた良いんだよ〜♪
内心は不安でもここでひき返す訳にはいかない、ふとっちょ戦士と見習い騎士。 ドサっという音の先に進むとそこには少女が1人倒れていました。 誰なのか、なんでここにいるのか。考えてる場合ではないようで、 恐ろしい鳴き声から逃げるように、少女を抱えて村に戻るのでした。
この少女との出会いが大きな旅の始まりになるのです。
★★★★★
とか、こんなに書いているのに、まだ1度も戦闘がないや。(苦笑) でもすごい日記、長くなっちゃったので続きは次にしよう。
次回は「黄昏の森へ」の巻。
★ホントはもっと先に進んでいます。でもこのゲーム、全部ビデオに撮ろうと (イベント部分)思っているので、プレイ時間倍かかるかも。一体クリアまで 何時間かかるのかな?(汗) いいか、その分長くこの世界にいられるもんね。
<総プレイ時間:4時間>
|
|